Duolingo English Test(DET)は、TOEFLやIELTSと違って「スピーキングセクション」が独立した時間帯として区切られているわけではなく、約1時間のオンライン試験の中に、読む・聞く・書く・話すさまざまな形式の設問が組み込まれています。出題形式は変更・追加されることがあり、2025年7月1日にもスピーキング関連タスクのアップデートがありました。最新の正式な一覧・出題数は必ずDuolingo公式サイト・受験案内でご確認ください。
この記事ではまず現行の公式スピーキング関連タスクを整理したうえで、SpeakDrillが独自に用意した、スピーキング力を鍛えるための練習ドリル4種を紹介します。SpeakDrillのドリルのうち「Read Then Speak」「Speaking Sample」は名称こそ現行DETの公式タスク名と一致しますが、出題内容・準備時間・評価基準はSpeakDrill独自の設計であり、公式問題の複製ではありません。
現行DETのスピーキング関連タスク
Duolingo公式ヘルプセンター「Test Structure」によれば、2025年7月1日のアップデート以降、DETのスピーキング関連タスクは次の4つです。
- Speak About the Photo:表示された写真について、準備20秒・回答90秒で説明する(「Picture Description」はDuolingo公式ブログが能力測定の分類として使う呼び方で、ヘルプセンター上の正式なタスク名ではありません)
- Read, Then Speak:表示されたお題を読み、準備20秒・回答90秒で話す
- Interactive Speaking:アニメーションキャラクターとの模擬会話形式で、1セット6〜8問が1問ずつ音声で提示され、各問最大35秒で答える。後続の質問はそれまでの回答内容に応じて選ばれるアダプティブな形式で、2025年7月1日のアップデートで新しく追加されたタスクです
- Speaking Sample:自由回答形式で、最大3分程度のまとまった時間、自分の意見や経験について話す
このアップデートでは、従来公式タスクとして存在していた「Listen, Then Speak」がInteractive Speakingに置き換えられる形で廃止されています。同じアップデートで、DET独自の「Read Aloud」というタスクも廃止されました(PTE AcademicのRead Aloudとは別のタスクです)。詳細はDuolingo公式ヘルプセンターの更新案内「Test Update: New Interactive Speaking questions」をご確認ください。
DETとはどんな試験か
DETは自宅などから任意の場所でオンライン受験できる、AIによる自動採点の英語試験です。北米を中心に世界の大学・教育機関が出願時の英語力証明として認定していますが、認定校は増減するため、出願先が受け入れているかどうかは必ず公式サイトで確認してください。試験全体の特徴やVERSANT・PTE Academicとの違いはどの試験を受ける?VERSANT・PTE Academic・DET比較にまとめています。
SpeakDrillで練習できる4つの独自メニュー
SpeakDrillでは、話す力を鍛える練習として次の4種のドリルを用意しています。DET公式の出題形式一覧ではなく、SpeakDrill独自の分類です。
1. Read Then Speak(読んで話す)
画面に表示されたお題を読み、一定の準備時間(SpeakDrillの練習設定では20秒)のあとに、内容について英語で話す形式です。「Read Then Speak」は現行DETの公式タスク名「Read, Then Speak」と同じ名前ですが、出題内容・準備時間・評価基準はSpeakDrill独自の設計であり、公式問題の複製ではありません。「あなたの町でリラックスできる場所は?」のような身近なテーマが中心で、場所・理由・具体例のように要点を整理してから話すのがコツです。
2. Listen Then Speak(聞いて話す)
お題が音声で1回読み上げられ、短い準備時間(SpeakDrillの練習設定では5秒)のあとに、内容について話す形式です。「Listen, Then Speak」は過去にDETで実際に使われていた公式タスク名ですが、2025年7月1日のアップデートでInteractive Speakingに置き換えられ、現行のDETには存在しません。 SpeakDrillでは、聞いた内容を短い準備時間で組み立てて話す練習として、この形式を独自に継続提供しています。
3. Speaking Sample(意見陳述)
やや長め(準備20秒・解答180秒程度)の応答時間で、社会的なテーマについて自分の意見を理由とともに述べる形式です。「Speaking Sample」は現行DETの公式タスク名と同じですが、実際の解答時間・画面構成・評価基準はSpeakDrill独自の設計であり、公式試験を再現したものではありません。「結論→理由→具体例→(必要なら)反対意見への言及」という型を持っておくと安定します。
4. 会話形式練習(Conversation Practice)
相手からのメッセージ(テキスト)を読み、会話として自然に応答する形式です。1つの会話は6ターンで構成され(準備時間なし・解答時間35秒、いずれも公式Interactive Speakingの仕様を参考にした設定です)、直前の相手の発言に対して具体的に反応することが求められます。現行の公式タスクでいうとInteractive Speakingに近い、対話・応答力を鍛える練習ですが、後続の質問が音声認識による回答内容の解析に応じて動的に変わる「アダプティブ」な仕組みまでは再現していません(SpeakDrillの各ターンは固定の台本です)。
公式形式とSpeakDrillの練習の違い
| SpeakDrillの練習 | 位置づけ | 注意書き |
|---|---|---|
| Read Then Speak | お題を読んで即興で話す練習。現行DETの公式タスク名「Read, Then Speak」と同じ | 出題内容・時間・採点はSpeakDrill独自で、公式問題の複製ではない |
| Listen Then Speak | 音声を聞いて回答を組み立てる練習 | 同名の公式タスクは2025年7月1日のアップデートで廃止済み。現行DETには無い |
| Speaking Sample | 自由回答の長めの発話練習。現行DETの公式タスク名と同じ | 時間・画面・採点は公式試験を再現しない |
| 会話形式練習 | 現行の公式Interactive Speakingに近い、対話・応答力の練習(1セット6ターン・各35秒) | 音声認識による回答内容に応じたアダプティブな出題ではなく、固定の台本 |
いずれもSpeakDrillの独自教材であり、公式問題の転載・複製ではありません。録音・音声認識・AI採点は行いません。正式な出題形式・出題数・評価基準は必ずDuolingo公式サイト・受験案内でご確認ください。
4つのメニューに共通する対策の考え方
DETのスピーキング関連タスクは、いずれも「準備時間が短い中で、話の構成をどれだけ速く組み立てられるか」が共通のハードルになります。特別な語彙力よりも、
- 結論を最初に一言で言い切る
- 理由や具体例を1〜2個添える
- 沈黙せず、多少不完全でも最後まで話し切る
という型を持っておくことが、どの形式にも効きます。この型はDET Speaking Sampleの問題例・回答例|タイマーで話す練習で具体的な例文とあわせて解説しています。
DETはスピーキングの出題形式だけでなく、自宅受験ならではの受験環境・振る舞いも結果に直結します。詳しくはDET当日の受験環境チェックリスト(公式情報に基づく最新版)にまとめています。
SpeakDrillで練習する
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