DET(Duolingo English Test)は、他の主要な英語試験と比べて受験料が安いことでよく知られています。実際にどのくらい違うのか、各試験の公式サイト・公式情報を確認して比較しました。
受験料の比較
| 試験 | 受験料の目安 | 円換算の目安(1ドル150円換算) |
|---|---|---|
| DET(通常) | 70ドル | 約10,500円 |
| DET(2回セット、1回あたり) | 59ドル | 約8,850円 |
| IELTS(通常) | 27,500円(税込、日本での公式価格) | 27,500円 |
| IELTS for UKVI | 31,900円(税込、日本での公式価格) | 31,900円 |
| TOEFL iBT(通常申込み) | 195ドル | 約29,250円 |
| TOEFL iBT(直前申込み) | 235ドル | 約35,250円 |
| PTE Academic | 175〜250ドル程度(国・会場により変動) | 約26,250〜37,500円 |
DETは、他の3試験と比べておおよそ1/3〜1/4程度の受験料です。 IELTS・TOEFL iBT・PTE Academicはいずれも25,000円〜37,000円台に収まっているのに対し、DETは1万円前後で受験できます。
なぜDETは安いのか
主な理由は、DETが試験会場を使わない完全オンライン試験だからです。IELTS・TOEFL iBT・PTE Academicは、指定の試験会場に受験者が出向いて受験する仕組みが基本で(IELTSはコンピューター版・ペーパー版とも会場受験、TOEFL iBTもテストセンター受験が基本)、会場の運営費・試験監督者の人件費・機材維持費といったコストが受験料に反映されています。
DETは自宅などから、AIによる自動監督(オンラインプロクタリング)で受験する仕組みのため、こうした会場コストがかかりません。結果の送付も、大学ごとに紙の証明書を発行・郵送するのではなく、オンラインのスコアレポートを共有する仕組みです。この運営コストの違いが、受験料の差の主な背景と考えられます(当サイトによる推測であり、Pearson社・Duolingo社が価格設定の理由を公式に説明しているわけではありません)。
安さ以外に注意しておきたい点
受験料が安いことはDETの明確なメリットですが、選ぶ際には受験料以外の点も確認しておく必要があります。
- 志望校がDETを受け入れているとは限らない:DETは数千校規模の大学・機関が受け入れている一方、オックスフォード大学・ケンブリッジ大学など、公式には受け入れていない大学もあります。安いからといって、志望校が受け入れていなければ意味がありません。具体的な大学名はDETが使える海外の大学一覧・DETが使える日本の大学一覧で確認できます
- 結果の送付は無料で何校でも可能:DETは有効期限(受験日から2年間)内であれば追加料金なしで何校にでも結果を送付できます。IELTS・TOEFLでは送付先ごとに追加料金・手続きが必要な場合があり、この点でもDETは低コストです
- 再受験のルールに注意:DETは30日間に受けられる回数に上限があります。複数回受験した場合にどの結果が大学に送られるかは公式ヘルプセンターで確認する必要があります。詳しくはDETの受験の流れ|申し込みから結果・大学への送付までで解説しています
まとめ
DETの受験料が安いのは、値引きキャンペーンのような一時的なものではなく、会場を使わないオンライン試験という仕組みそのものに理由がある構造的な違いです。「とりあえず一度受けてみて、今の実力を確認したい」というハードルの低さは、IELTS・TOEFLにはないDETならではのメリットと言えます。
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※受験料は執筆時点(2026年8月)で確認できた情報に基づく目安です。IELTS(日本)の価格はieltsjp.com公式サイトの記載を直接確認したもの、DET・TOEFL iBT・PTE Academicの価格は複数の情報源で一致していた金額です。為替レートにより円換算額は変動します。受験料はいずれの試験も改定されることがあるため、申し込み前に必ず各試験の公式サイトで最新の金額を確認してください。